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Vol.3 卒業生の活躍  関野義秀さん(体育29期生)

フィンスイミング日本代表監督
「Fin-D合同会社」代表東京YMCA社会体育・保育専門学校 非常勤講師東京パラリンピック水泳 チームコーチ

フィンスイミング日本代表監督

「Fin-D合同会社」代表
東京YMCA社会体育・保育専門学校 非常勤講師
東京パラリンピック水泳 チームコーチ
<関野義秀さんのプロフィール> 体育29期生インストラクター科
神奈川県立秦野高等学校出身
鹿屋体育大学の3年に編入、卒業
鹿屋体育大学大学院体育学研究科修士課程体育学専攻修了 体育学修士
卒業後、ソフトバンクモバイル株式会社に勤務、その後、フリーのスイミングインストラクターとして活躍後、本校の専任講師として学校に赴任。2020東京パラリンピック水泳コーチも経験した。2021年に自身で「Fin-D合同会社」を創業。
現在はフィンスイミングのチーム「Fin-D」の代表として初心者指導や選手育成に携わり、フィンスイミング界に大いに貢献している。母校では講師として水泳関係の科目を担当。フィンスイミング日本記録樹立。アジア新記録樹立。元フィンスイミング日本代表キャプテン。
「TBS炎の体育会TV」出演。
関野さんにインタビューしました。

●フィンスイミングを始めるきっかけ
 平塚の神奈中スイミングで競泳に取り組んでいました。神奈中スイミングはフィンスイミングを取り入れており、担当にコーチに誘われてフィンスイミングをやり始めました。

●フィンスイミングの魅了
 フィンスイミングはフィンが一枚の「モノフィン」、二枚の「ビーフィン」の種目があります。フィンという用具を使うことで泳速度が倍増します。
 フィンスイミングの50mは約15秒でこのスピード感を体感することはとても魅力的です。また、フィンを使っているので、用具を自分の身体の一部としてコントロールできることで、スピード感を上手に生み出すことができます。こうした、フィンを巧みに扱えることということにも魅力があります。

●転職をされていますが、その時のどんな決断があったのでしょうか?
 大学院を修了して、ソフトバンクモバイル株式会社に入りました、そこでは今までやったことのない販売なども経験し自分としては新しい自分を発見する機会となりました。しかしながら、水泳やフィンスイミングを教える企業から声をかけられ、非常に迷いましたが、自分が今までやって来た水泳を仕事とするのもいいかもしれない、そしてそれは若いうちがいいと思いました。その後、母校から「戻ってこい」と半ば強制的に(笑)学校に戻りました。母校の教員となりながら、フィンスイミングには継続的に携わり、東京パラリンピック 水泳競技の選手の指導も経験しました。

●2021年に「Fin-D合同会社」を起業した思い
 フィンスイミングに長年携わってきましたが、マイナースポーツであるフィンスイミングをスポーツとしてもっと普及したいとずっと考えていました。また、起業したいという考えもありました。コロナ禍で環境が変化し、その環境の変化が自分にとってターニングポイントだと思い、起業に踏み切りました。忙しい毎日ですが、いつもやりがいを感じています。

●「Fin-D合同会社」の概要
 コンセプトは「日本のフィンスイミング環境に革命を起こすべく,環境構築,普及活動,強化育成を通してフィンスイミングの発展と挑戦に尽力していきます」です。フィンスイミング教室やイベントの運営、フィンスイミング用品の販売、水泳に関する競技(競泳、オープンウオーター)のコーチングが主な業務です。

●大学院で水泳を学び、IT会社、スイミングインストラクター、教員を多くの経験をしてきた本校の生え抜きである関野さん、母校の卒業生に伝えたいこと
 好きなことを仕事にして自分の夢を実現することになると思います。しかしながら、起業など社会で認めらるようになるためには、好きなことだけをしてはできません。経営、広告、人間関係など好きなこと以外に多くの知識が必要となります。また、今まで様々な学びが自分の糧となり、無駄なことはありません。そう思って
日々を送ってください。

ありがとうございました。
 
今年はムエタイに挑戦
専門学校時代の関野さん 学習奨励賞授賞

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